猫の迎え方


里親になり、家族に迎えた猫との生活を心待ちにしている方は多いと思います。

しかし、猫にしてみればいきなり違う環境に連れていかれる事に変わりありません。

猫にできるだけストレスがかからないよう、環境を整えてから、里親として迎えてあげてください。



まず…

  • 保護主さんに納得いくまで話を聞きましょう。

     これまでの通院、生活環境、ごはんやトイレの砂の種類、少しでもこれまでと同じ環境を作れると

     猫も戸惑いにくく安心しやすいと思います。

 

  • すぐに部屋に出さず、慣れるまでキャリーバッグやケージで様子を見ましょう。

     自由にしてあげないとかわいそう、キャリーに入れっぱなしなんて…と思うかもしれません。

     しかし環境が変わって知らないお家に来た後、不安な気持ちの時には狭めのキャリーバッグやケー

     ジのほうが慣れやすいと思います。キャリーバッグ内を「ここは安全なんだ」と 思って

     らえると、病院に連れていくときも便利です。

     もちろん「出してー!!!」とせがまれるかもしれません。

     しかしそこは、これから十数年、一緒に暮らしていくことを考え、しつけの第一歩だと考えて頂け

     れば幸いです。

 

  • ケージについて

    「猫を飼うのにケージって必要なの?」と思う方も多いと思います。

     しかしケージがあると、特に一人暮らしや一緒に暮らしてる人数が少ない方は助かることが多いと

     思います。

     掃除で窓を開けた時にちょっとした隙に脱走してしまった!

     玄関を開けた一瞬の隙に脱走してしまった!!

     それらを防ぐために有効です。